「ハートリズム」第二章の幕開け 〜私の想い〜

新たな扉を開く「羽田院」「新宿院」
2024年、東京・世田谷に「東京ハートリズムクリニック」を開院して8年。私はある決断をしました。
「もっと多くの患者さんを救いたい。そのために、新たなクリニックを創ろう」
開院当初から、たくさんの患者さんに来院いただき、感謝の気持ちでいっぱいです。しかし、患者さんが増えるにつれ、初診の予約が取りづらい状況が続き、長くお待たせしてしまうことが増えました。治療後のフォローアップも大切にしたい。けれど、これ以上の患者さんを受け入れることが難しくなっている現状が、ずっと心に引っかかっていました。
そこで私は、「新たなクリニックをつくろう」と決意しました。
新しく開院するのは、羽田と新宿の2院です。「東京ハートリズムクリニック羽田」は、遠方からの患者さんが通いやすいように羽田空港の近くに設立。さらに、プライバシーを重視した個室を本院以上に増設し、患者さんが安心して治療を受けられる環境を整えました。
また、「東京ハートリズムクリニック新宿」は、既存の患者さんのフォローアップを充実させるため、アクセスの良いJR代々木駅近くに外来専用クリニックとして開院します。どちらのクリニックも、医療の質やサービスはもちろん本院と同等。経験豊富で情熱あふれるスタッフを揃え、2025年初春、新たな3院体制がスタートしました。

私と志を共にする医師たち
どんなに最新の設備が整っていても、医療の本質は「人」だと私は信じています。
新たなクリニックを開院するにあたり、もっとも大切にしたのが「どんな医師と一緒に働くか」ということ。ありがたいことに、素晴らしいご縁に恵まれました。
「東京ハートリズムクリニック羽田」の院長を務めるのは、国内外で高い評価を受ける不整脈治療のエキスパート、下重晋也医師です。彼の持つ熱い情熱、そして何より「患者さんのための病院をつくりたい」という想いが、私とぴったり重なりました。
さらに、「東京ハートリズムクリニック新宿」の院長を務めるのは、豊富な経験と温かな人柄で患者さんから絶大な信頼を寄せられている井上健司医師です。井上医師もまた、「患者さん一人ひとりの心に寄り添う医療を届けたい」という強い思いを持ち、私と同じ方向を見つめる素晴らしい仲間です。
さらに、羽田院、新宿院、世田谷本院を支えるスタッフも、同じ想いを持つ仲間たちが集まってくれました。私はその姿を見て、心から「このチームなら、きっと患者さんのために最高の医療を届けられる」と確信しています。
すべての患者さんが笑顔になれる未来へ

私が理想のクリニックを追い求めるようになったのは、以前、大病院で勤務していたときの経験がきっかけでした。
多くの患者さんと向き合う中で、「もっと患者さんが安心して、納得できる治療を受けられる場所をつくりたい」と強く思うようになったのです。
患者さん一人ひとりが「ここで治療を受けて良かった」「もう一度、この先生に診てもらいたい」と思えるようなクリニックをつくる。それが、私の原点です。
この想いを胸に、世田谷本院、羽田院、新宿院——3つのクリニックが手を取り合い、すべての患者さんが笑顔で過ごせる未来を目指して進んでいきます。
これからも、患者さん一人ひとりの「心のリズム」に寄り添い続けることを、私はお約束します。
大志会 代表理事
東京ハートリズムクリニック 院長
桑原 大志