心房細動アブレーションに伴う合併症の一つである心タンポナーデ(心臓に小さい穴が開き、血液が心臓外に漏れ出す)の多くは、心房中隔穿刺を起因としています。
そのために、私は心腔内エコーを用いて、しっかりと心房中隔を確認しながら、穿刺する方法が安全だと考えています。しかし、この方法が安全だと学会や研究会等で発表しても、他の医師から、心腔内エコーで心房中隔を描出する方法が難しいと、頻繁に言われます。
当院では、全国に先駆けて本法を導入し、色々な工夫を凝らして、今ではこの方法は完全に確立した方法となっています。心房中隔の描出方法等の当院での工夫を紹介する為に、ある企業が紹介ビデオを作成してくれました。
患者さんには、実際の手技の様子をご覧いただき、医師には本法を日常手技の参考にしていただければ嬉しく思います。
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