このブログでも紹介していますが、カテーテルアブレーション治療や、植え込み型ペースメーカー、除細動器治療の領域には、次々に新しい技術が導入されています。
以前は、ペースメーカーや、除細動器を一旦植え込むと、その患者さんはその後、MRI検査は受けられなくなっていましたが、最近では、MRI検査対応の機器が普通になってきました。企業が心血を注いて、より良いものを作り上げいるのだと思います。研究費用も莫大になっているのでしょう。
多くの場合、高額療養費制度が適応されます。そのため、患者さんの実質的な負担は約10~20万円(税込)ですが、それ以外は、国が負担しており、膨大な医療費の原因となっています。病院はできるだけ医療費を低く抑えるように、自助努力はしていますが、質の高い医療を提供するためには、どうしても高額な医療材料を購入せざるを得ない場合もあります。頭の痛い問題です。
高額療養費制度については、厚労省のホームページで、詳しく説明されています。